売れる本にするためには

オンラインストアの最大の利点は、検索システムを通して、素人作家の本でも、人目に触れるようにしてくれるということでしょう。ただし、利用者が本を探してくれないと、この利点は生かされません。すでに多くの読者がいるノンフィクションの分野が、自費出版には向いていると言えるでしょう。実用書やビジネス書などの、人気の分野は、利用者が検索をかけてくれれば、ヒットをする可能性が高いです。反対に、フィクションは厳しいと言えるでしょう。

本は厚すぎず、薄すぎない、中くらいの長さがいいでしょう。PODは初期投資は少ないですが、1部あたりの費用は、従来の印刷よりも高くつきます。1頁あたりの費用が肝心なので、手ごろな価格にするには、適度な長さに収めるのが望ましいです。幸い、ノンフィクションに限っていえば、厚すぎる本は好まれない傾向にあります。読者の嗜好と一致していると言えるでしょう。

大手POD会社の、モノクロ印刷機は、写真や図版も印刷ができます。ただ、高速印刷であるため、細かいレイアウトには向いていません。裁断の時に、ズレが生じてしまい、紙に余白が出てしまうので、裁ち切りに頼るレイアウトの多い書籍には向いていないと言えるでしょう。

モノクロ印刷だけではなく、フルカラー印刷も行っていますが、フルカラーで利益を出すのは、難しいと言われています。

作品の知名度や著者に関係なく、絵本がオンラインストアで成功した例は、ほとんどありません。これは、両親や祖父母が、書店で手に取って選ぶもの、という絵本の特徴が影響しているからでしょう。当然、フルカラー印刷が必要な分野ですので、オンラインストアで利益を出すのには、最も向いていない分野だと言えるでしょう。

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