流通について知っておくべきこと

無名の素人作家の本であっても、新刊本であれば、基本的に書店に配本をされます。ただし、出版社によって、流通ルートが違いますので、どのルートを使うかで数は変わってきます。

配本の形態は、以下の通りです。

1 日販、トーハン等の、本の問屋さんである取次を通して、全国の書店、図書館、ネット販売等に配本するやり方。これにも二つの方法があります。

  • 委託配本 書店から注文がなくても、取次が配本します。
  • 注文配本 書店から注文があってから、初めて配本します。

(②のやり方だけで、配本をしている出版社もあります)

2 取次は通さないで、各書店と個別に契約をし、コーナー(棚)に、配本をするやり方。それぞれの分類のコーナー(棚)ではなく、通常その出版社が契約をしているコーナー(棚)に、陳列をされます。

3 取次は通さないで、書店を訪問して、交渉をして、納本してもらうやり方。ただし、都心の有名書店は、直取引禁止のところが多いようです。

注意をするべき点は、特定の書店に配本をされるかどうかは、わからないということです。どうしても配本をしたい書店があるならば、事前に書店に了承をもらって、配本数、番線(書店コード)等を確認する必要があるでしょう。ただ、どこに並ぶかは、書店の判断ですので、出版社や著者の希望が通ることは少ないでしょう。

また。書店に配本をされても、売れるかどうかはわかりません。たくさんの本が、返本をされてくるのが現実です。このことは、事前に覚悟をしていたほうがいいでしょう。