文章に磨きをかける

文章には、上手い下手があります。元々、才能のある人は、最初から文章も上手いでしょう。ですが、凡人でも練習をすれば、文章は上手になります。スポーツで、訓練をして上達をさせるのと同じことです。文章を上達させるためには、ひたすら書くことです。書いて書いて書きまくります。毎日、日記をつけてもいいのです。

また、文豪と呼ばれる人たちの、上手な文章の作品を読むという手もあります。素晴らしい表現を見つけたら、自分でも同じことを書いてみましょう。そのまま表現を盗作するわけにはいきませんが、表現をするためのコツが掴めるようになるかもしれません。

しかし、なかなか仕事を持っている素人の作家が、文章の練習をする時間はないでしょう。自費出版を目指していても、上手い文章は書けないかもしれません。そいう場合は、上手い文章よりも、わかり易い文章を書きましょう。その上で、内容が面白ければ、読者はついてきます。

わかり易い文章とは、読み易い文章のことです。優しい言葉をつかって、短くて単純な文章を書きましょう。ゴテゴテと着飾った文章や、抽象的な文章は止めた方が無難です。自分だけいい気分になっても、読者はついてきてくれないのです。

また、接続詞の「しかし」「だから」「すなわち」「それで」や、副詞の「大変」「非常に」「まったく」「絶対」などの使用は、なるべく避けた方がいいです。独立をした短い文章を並べながら、全体のリズムを掴んでいきましょう。

段落の果たす役割も大きいと言えます。一つの段落は、五行くらいを目安にして、変化をつけながら、執筆を続けていくといいでしょう。段落は、映画やテレビで言えば、ワン・カットにあたります。段落を変えれば、読者の気持ちも替わるので、文章が魅力的になることでしょう。